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東京都港区の住みやすさは?リアルな街の環境
東京都港区の特徴
東京都港区は東京港に面した沿岸に位置しており、同区が誕生したのは東京都が35区制から22区制を経て現在の23区制になった昭和22年のことで港区は当時の芝区・麻布区・赤坂区が合併したものです。
港区役所は増上寺を中心とした芝公園の東側に位置しており、西側には東京のシンボルである東京タワーがあります。
芝公園から西へ徒歩9分には下町の風情をたたえる麻布十番があり、赤坂御用地に隣接する迎賓館赤坂離宮があるのも港区(元赤坂)です。
かつては山手側が高級住宅街として人気がありましたが、現在はお台場へのアクセスが容易な湾岸エリアの需要が高いです。
東京都港区の交通利便性
東京都港区で利用できる鉄道路線は15路線(ゆりかもめ・東京モノレール含む)あります。
港区にある品川駅は現在新幹線が乗り入れており2027年にはリニア中央新幹線も開業予定です。
品川駅から東京の表玄関と称される東京駅まではJR横須賀線を使えば7分(2駅)で行くことができます。
また、品川駅からは弘前や徳島など各地へ向かう夜行バスが出ており、駅近くの商業施設からは空港行きのバスが出ており便利です。
有名なイベント・観光スポットなど
東京都港区には大使館や外資系企業が集積しているため多くの外国の方がいてます。
毎年8月中旬の3日間(金・土・日)に、麻布十番商店街を中心に開催される麻布十番納涼祭りがあり外国の方も多く参加して賑わいます。
特産品は品川駅で購入可能ですが、さらにセンスの良いお土産を購入するのであれば業界人も御用達の麻布十番がおすすめです。
今後期待できそうな注目スポットや都市計画
東京都港区は行政市区ランキングで人気ナンバー1であり、ジュヴァーナの麻布やシロガネーゼの白金台など港区は既にブランド力があります。
今後は公園緑地の総合面積を拡大する緑と水の総合計画により自然を活かした街づくりが行われます。
東京都港区の治安や子育て環境
居住環境や子育て環境のリアルな本音
東京都港区にはセレブなお嬢様達が通う聖心女子学院や毎年多くの東京大学合格者を輩出する麻布学園など私立名門校が多くあります。
白金高輪駅から徒歩10分の白金の丘学園は区立の小中一貫教育校で、温水プールや400人収容できる音楽ホールなどホテル並みの豪華な造りになっています。
子育て世帯へのおすすめ・アドバイス
東京都港区は商業エリア・歓楽街・住宅街など様々な表情をもっていますが、子育てをするのであれば広尾駅周辺がおすすめです。
広尾駅は聖心女子学院や麻布学園の最寄り駅になっています。
また、駅から徒歩2分には有栖川宮(宮家)の御用地に造られた有栖川宮記念公園があります。
公園内には東京都立図書館を統括する都立中央図書館があったり傾斜した地形を活かして渓谷が整備されるなど季節の移ろいを感じられる憩いの場として親しまれています。
女性の一人暮らしへのおすすめ・アドバイス
東京都港区で女性が一人暮らしをするなら日本の国家中枢機能が集中する永田町(千代田区)に近い赤坂見附駅周辺がおすすめです。
昼夜を問わず警察がパトロールをしてくれているため安全であり、駅を出れば国道246号が通り東へ行けばウォーキングに最適な皇居や東京駅があり、西へ行けば買い物にも便利な表参道や渋谷駅があり、アクセスも容易です。
おすすめしにくいのは六本木界隈で、話せば分かるという甘い考えは通じない厄介な外人の方も多数いてたり注意が必要です。
東京都港区に移住する方へ一言アドバイス!
高級店が多い東京都港区はお金持ちには居心地が良く、お金がなくても全国から人が集まり楽しめる街です。
港区は表面的な部分だけでは理解が出来ないディープな魅力を秘めています。
港区内にはセレブが集う人気エリアもあれば地元の方も躊躇うエリアもあるため、いきなり港区に住むよりは他で東京を知ってから住むのに相応しい場所かもしれません。
東京都港区の評判は?みんなの街クチコミ情報
★★★★★ 最高!できたらずっとここに住みたい!
港区はエリアによって違った特徴がありますが、お気に入りの地域です。港区以外で住んでみたいと思うのは、子育てを一番に考えるのであれば雙葉学園や白百合学園など名門校も多く集まる東京都千代田区です。港区の北側に位置する千代田区は、区の15%を緑豊かな皇居が占め、皇居の北側には古くからの文教地区である文京区、皇居の東側にはバス路線も充実している東京駅があり、進学や就職で家族が離れ離れになっても各地へのアクセスが容易だからです。千代田区と国家中枢機能が集中する港区では治安の質も異なります。千代田区では住民自ら日本国の象徴を守る気概が伝わります。(東京都港区 広尾駅居住歴7年30歳男性)2018/1/31